※注意 色々ネタバレ。     荒垣×女主 前提 真田×女主 というか、女主→荒垣←真田     荒垣とは長い時間を過ごしてます。     女主は、真田も大好きな先輩。恋愛感情とは違うが。     真田も女主のことは好きです。恋愛感情かは不明だが。     一番大事な注意点は、真田が女主をむりやりアレしてます。     犯罪だから真似しちゃだめです。フィクションです。     カプ云々よりも、普通の真田先輩が好きな方は戻ってください。     真田先輩が色々最低です。酷いです。     こんなの書いてるけど真田先輩に愛はあります(歪んでる)     本当に駄目な人は戻って下さい。戻ってください。     大事なことなので何度でも言います。     むしろそういうの大好きだぜ!という方はスクロールどうぞ。     ぬるいけどエロですよ。 幾月の裏切りと、美鶴の父親の死。 色々なことが立て続けに起きて静かに混乱する中、 家のことで多忙の美鶴に代わり、自分がとりあえず仕切り、 今は無理にでも、ただ休めと皆に告げて。 そう言ったものの、自分自身眠気は訪れず、ベッドに横になっていると、 ぱたんとドアが閉まったような微かな音が耳に届いた。 音は隣から。 不在の筈の、シンジの部屋から。 気になって音を立てないようにそっと部屋を出ると、隣の部屋のドアに手をかけた。 中に入り、すぐにドアを閉める。 真っ暗な部屋の中、視界に入ったのは少女の後姿。 いつも自分達のリーダーとして毅然と立ち、明るく振舞う、そんな彼女の姿はそこには無かった。 声をかける前に、彼女が振り向いた。 ねむれないんです、せんぱい。少女はそう囁く。 どこか頼りない声。崩れ落ちてしまいそうな声にぐらりと眩暈がする。 そういえばと思い出したのは、シンジが傷つき倒れて、胸が血に染まるそこへ縋りつき、 顔を擦りつけて泣く彼女の姿と、泣くな、と優しい声で彼女の下の名前を呼んだシンジ。 ちりちりと胸が痛む。 二人はいつの間に、そんなに親しい関係になっていたのか。 怒りに似たこの感情は、どちらに対してなのか。 解らないままシンジの部屋の鍵を閉めた。 ゆっくりと彼女に歩み寄る。 せんぱい。そう自分を呼ぶ声に答えないまま、彼女の腕を掴み傍にあるベッドへと引き倒した。 暗闇に大分慣れてきた目に、彼女の見開かれた瞳が映る。 馬乗りになって、何かを言おうとした彼女の唇を自分の唇で塞いだ。 ぶつけた、と言ったほうがいいかもしれない。 僅かな抵抗を示す細い腕を掴み、制服姿のままだった彼女の首元からリボンタイを引き抜き、 それで両方の手首を纏めて縛った。 真田先輩。震える声で自分を呼んでくる。 怯えているのは理解できた。だが、それだけだ。 衝動のままに少女の白い首筋に顔を埋めて、その肌を舐める。 暴れる脚を捉えて開かせ、間に自分の身体を入れてスカートの中、脚の付け根を下着越しに指で撫でると、 あからさまにびくりと彼女の身体が跳ねた。 女を抱いたことは無かったが、どうすればいいのかは解る。 あまり興味が無くても、情報だけは入ってくるものだ。 手探りで彼女の下着に指をかけて片足だけ引き抜いた。 そして、躊躇いなく、そこへ顔を埋めた。 「ゃ……っ」 小さな悲鳴を聞きながら舌と指を這わせる。 時折あがる甘い声を頼りに、なるべく優しく。 そうしているうちに、中心の奥深くから溢れてくる何かに気付いて、その場所に指を埋めてみた。 そこはやわらかくて、熱くて。 くぐもった甘い声とあわせて指を締め付けてくる。 ここで繋がるのだという理解と共に自分の下肢に集まってくる熱を自覚して、自嘲気味に笑った。 指を抜いて手早く自身の下衣をくつろげて、僅かに立ち上がったそれを数度自分で擦るだけで充分な硬さになった。 組み敷いた少女は放心しているかのようで、目を閉じ、ただ呼吸していた。 ゆっくりと上下する胸。苦しそうに見えたので、シャツのボタンを外してやる。 シャツの中、手探りで背中側にあるホックを外せば、豊かな胸が露わになった。 触れるのは後にして、再び両脚を掴んで抱えるようにする。 何度か彼女の中心に自身を擦りつけてから、その場所に埋めるように腰を突き出した。 「――――――っ、ぁ、んん……っ!!」 彼女の唇から零れる悲痛な声。身体を伸ばして唇を唇で塞ぐ。 そしてそのまま更に奥を目指して腰を進めた。 狭くきつい中を奥へ、奥へ。 直ぐに肌と肌がぶつかって、全てを彼女の中に埋めたことに気付いて。 塞いでいた唇を解放すると、苦しげな息と共に甘い声も零れた。 涙に濡れた頬を宥めるように撫でる。 思い出して、その手を胸へと移動させた。触れるとやわらかく弾力もあり、気持ちがよかった。 少し力を入れると指が肌に沈む。ん、とくぐもった声。 赤く色づいた胸の頂きに触れると甘い声が上がった。 そこを弄りながら、埋めた熱で彼女の内部も掻き混ぜる。 少女の辛そうな声は消えて、自分の意識も白く染まっていく。 彼女の中は心地良かった。優しい熱が自分を包み込む。 シンジが抱いたであろう少女を、自分も抱いている。 ―――犯して、いる。 「っ……シン、ジ……っ」 小さく呟いて、彼女の奥深くに、自分を注ぎ込んだ。 「……ん…」 目を開く。少し眠っていたようだ。 意識がはっきりしてくると、腕に抱いている『誰か』に気付いた。 そうして自分が彼女に何をしたのかにも。 腕の中の少女を見ていると、閉じていた瞼が震えて、静かに目が開いていく。 何度か瞬いた後、顔を上げて見つめてきた。 「…ずるい、です。」 微かな声で呟く。何がと問い返すと、ぽつぽつと彼女は訴えはじめた。  ずるい。真田先輩だけ、すぐに立ち直って、前を向いて。  荒垣先輩のこと、なにもかもわかっていて。  ちゃんと、わかっていて。  荒垣先輩に、あんなに想われていて。  荒垣先輩を想う気持ちは、おなじなのに。  私、託された、のに。 真っ直ぐに、林檎色の目で見つめながら、彼女が訴えてくる。 ずるい?それはこちらの台詞だ。 頑なだったシンジの心を溶かしたのは、俺ではなく、お前だった。 最後に呼んだ名も、お前だった。 そう叫びだしたい想いを咄嗟に呑みこんだ。 そして、過ごした時の長さなどは関係なく、シンジのことを同じ強さで語れるのは、彼女だけなのだと。 今更のように、気付いた。 彼女は俺のした行為を咎めることなく、ただシンジを想って泣いている。 シンジがあんな事になった後、彼女は俺達に涙を見せることはなかった。 誰よりも前を向いていた。 それはただの強がりで、誰にも吐き出せず、人知れず泣いていたのかもしれない。 どれだけの力を持っていても、彼女は普通の少女なのだと今、解った。 震える彼女の背を撫でる。 真田先輩。涙声で何度も呼んでくる彼女の唇に、唇を重ねた。 静かに彼女の名前を呼び返した自分の声は、情けなく震えていた。 女主と真田は、お互いに無いものねだりで荒垣から想われてるのを羨ましく思ってる。 でも女主的には真田は同志というか、荒垣先輩を好きな者同士仲良くしたくて、 色々あって大変な中、縋りたいし縋って欲しいと思ってる。 真田は自分の気持ちに気付いてないけど明らかに女主に嫉妬してあんなことに。 真田は荒垣が大好きです。大好きです。 そのうち、普通の真田好きに刺されるかもしれない。 荒垣先輩は一応生存です。わーい泥沼(おまえ)