カイドー・ナオヤルート・殺戮1



ナオヤ:まずは上出来だ。これで悪魔は人間を襲わなくなる。 …政府も交渉に応じるだろう。 カイドー:で、一哉は魔王になったワケだがヨ。これで、何がどう変わンだ? アツロウ:はは…オレは安心したよ。イキナリ姿とか変わったら、どうしようかと思ってたし。 ナオヤ:フン…愚か者め。外見と能力は、必ずしも比例しないものだ。 まぁ…今の一哉は、魔王としてまだ完全に覚醒したワケではない。脅威を感じないのも当然だ。 徐々に力の使い方を覚えて行けば、悪魔召喚ごとき、COMPを使う必要もなくなる。 無論、さらに覚醒が進めば、一哉自身が、魔界そのものを訪れる事も可能になるだろう。 アツロウ:ま…魔界に!?人間が、魔界に行けるんスか! ナオヤ:何度も言わせるな、アツロウ。一哉はもはや、魔王なのだ。 まぁ…今の所、それほど大それた力は必要あるまい。 契約に縛られぬ悪魔を、使役可能なだけで、政府との交渉材料にはなる。 マリ:…契約に縛られない悪魔?全ての悪魔が使えるワケじゃ、ないという事かしら。 ナオヤ:ああ、魔界以外で活動する悪魔にとって、契約は強制と言えるほど絶対的な力を持つ。 例え一哉が魔王だとしても、人間界で契約に縛られた悪魔を、従える事は出来ない。 例えば…COMPによって使役される悪魔や、儀式による契約が成立している場合がそれだ。 これらの悪魔を一哉の旗下に収める方法は2つ…契約者による、契約の破棄か、契約を完了する事だ。 無論…契約完了の方法は、悪魔に願った事柄の成就や、契約者の死を含む場合もある。 COMPによる契約の場合、端末を破壊する事でも、契約を無効化する事が出来るな。 カイドー:フン、だったら話は早ぇ。片っ端からCOMPをぶっ壊しゃ、それで終わンだろーが。 ナオヤ:フフフ…まぁ、それが最も効率的だろうな。 カイドー:は…効率的も何も、バ・ベルまで倒して魔王になったンだ、何もかも、思い通りやりゃいーさ。 ジャアクフロスト:…ふんむ、ホ!それにオイラたちがついてるホ!何ヤツにも負けんホ〜! ナオヤ:ああ、力だけ見れば、一哉が負ける理由はない…。 だが…俺が懸念しているのは、一哉の人としての弱さだ。 カイドー:あ…?人としての弱さ? ナオヤ:ああ、そうだ。天使どもは必ずそこを突いて来る。…一哉の覚悟次第だな。 >大丈夫だ …フム、ならばいいがな。 ★さて…では、政府と交渉を始めよう。外へ向かうぞ。 >不安だな …ああ、肝に銘じておけ。★ >やったよ  やれやれ…。お前には説明する義務もないな。さて、約束を果たしてもらうぞ。 >約束だ >急いでね >発表できる? …構わんさ、捨て置け。 封鎖の解除が遅れれば、天使と俺たちの戦いに民間人が巻き込まれ、犠牲が出る…それだけだ。 なんだ?これで戦いが終わったと思っていたのか?俺たちの目的を思い出せ。 魔王になって悪魔を統べ、天使どもに人間と悪魔が無関係だと知らしめることだ。 つまり、封鎖内の人間は天使の攻撃対象からはずれるが、俺たちは依然として天使の敵だ。 アツロウ:つまり、オレたちの戦いは、これから…なんスね…。…ハハハ……。 ジャア君:ぷは、沢山食べたホ!ゴッチんこ〜だホ! やれやれ…。そんなにじゃれ合うな。 …もちろんだ。計画はあるぞ、遥か先までな。 フム…明日、約束通りなら、政府は封鎖を解除する。それが開戦の合図だ。 封鎖解除と同時に、我々は、人間界にいる天使への攻撃を開始する。 ああ、そうだ。ただし…このまま、ヤツらが何も仕掛けて来ないとは思えんが。 言ったはずだ、ヤツらは必ず、一哉の人としての弱さを、突いてくるだろう。 さぁな…。不確定要素を話しても時間のムダだ。大人しく封鎖解除を待てばいい。 ジャア君:ふホッ…!封鎖の外に出たら、みんなでお買い物に行くホ〜! 政府は封鎖内の人間を、一瞬で殺す兵器を持っている。 …いかに俺たちが強かろうと、封鎖を突破しようとすれば、多少の足止めを食う事になる。 そこで最終決断を使われれば、無事では済まないからな。 …そうだ。遠隔による広範囲攻撃に対して、俺たちには対抗策がないからな。 >なるほどね ★さて…ヤツらが、そんなものを使う気なら、とっくに使っているさ。 天使にとっての標的は、もはや、封鎖ではなく魔王だからな。 封鎖内をせん滅して、どこにいるかも知れない俺たちを取り逃がすより…。 魔王としての全ての力が、覚醒する前に、確実に一哉を殺す方法を考えているだろうさ。 >天使が使ったら? ★ フフフ…俺たちの最終目標は、天界にふてぶてしく座する、傲慢な唯一神の首だ。 人間界での一戦は、狼煙であり、トキの声に過ぎない。だが…大事な初戦だ。 人間界での戦いを制し、魔界の雄を従えて、天界を襲撃する。それが…我々と一哉の未来だ! フフフ、楽しいだろう?幼き日の遠足前夜のようだ。…快感にゾクゾクする。 さぁ…そろそろ寝ろ。まずは俺が見張りに立つ、全員、明日に備えて眠るがいい。 ジャア君:うっしゃホ、全力で寝るホ〜! ■王の選択 >おはよう >まだ眠いよ ジャア君:知らなかったホ?神は昔から汚いホ〜。 フム…騙されたというより、政府の意向を、天使が、聞き入れなかったのだろうな。 人を守ろうとする一哉を、人の手によって討たせる…。ヤツらの考えそうな事だ。 >ナオヤが言った通りだ ああ、その通りだ。俺の言った通りだな、人の弱さを突いて来たのだ。 >どうしよう、ナオヤ? 何だ?俺の言った通りだろう、人の弱さを突いて来たのだ。 >余命ゼロです >確実にいる→>余命ゼロです >……。 やれやれ…。結論を出そうにもコレではな。一旦退くぞ、走れ。 フン、それも1つの手だが…。俺たちの決める事ではない。王の言葉を仰がなくてはな。 >殺さない道は? ■ ★フム、そうだな…。人間に我々が敵ではない事を理解させ、同時に天使への不信感を植え付ける。 当面、天使に命じられて、襲ってくる人間どもとの戦いは避けられないが…。 それも一切の反撃を行わず、ヤツらの説得を試みるのだ。 命がけの戦いを命じておきながら、救いの手を差し伸べぬ天使どもを、果たして人間はどう思うかな? >不満を持つ (>……なるほど) …その通りだ。 …天使はこの人間界にいる以上、本来の力を発揮する事は出来ん。 人間が尖兵とならぬ以上、元より人間界の存在である我々と、ヤツらの形勢は逆転する。 それも方法の1つだ。 しかも人間どもをすべて制すれば誰もが魔王の力を認めざるを得まい。 ■>殺して大丈夫? ……何を心配している?ヤツらを殺す事に何か問題があるか? もし人間どもの抵抗を、気にしているのならば、何も問題はない。 人間がお前に手出し出来るのは、お前が魔王としての覚醒を迎えるまでのわずかな間に過ぎん。 ましてその間さえ、俺たちが側に付いて万全の態勢を整えるのだからな。 どうせ最終的に悪魔使いどもは天使に殺される存在だ。 ならば俺たちが手を下そうとなんら変わることはない。 ★ さて、では。我らが魔王に指揮を願おう。人を殺すか、手出ししないか? ■殺戮EDへ >逆らう者は皆殺し (>手出しせず理解させる) 天使と人間、我々に逆らう者を、皆殺しにするという事だ。…構わないな? >考え直す 良かろう。後戻りは出来ないからな、納得行くまで考えろ。 >何を迷う? フフフ…良かろう。そうだ、お前は人を捨てたのだからな。魔王として申し分のない結論だ。 ジャア君:オイラも殺すホ!ってゆーか人間の考え方が、おかしいんだホ? 強いヤツが、弱いヤツをぬっ殺すのは、当たり前だホ〜! …そうだな。構わん、好きにすればいい。 じゃれるな、鬱陶しい。さぁ…では始めよう。 たった今から、人間界に存在する天使どもを一掃し、この世界を我々のものとする! ……。行くぞっ…! ☆大きな目的の前には、大きな障害がつきものだ。それを越えてこそ、真の王だぞ。 ■神田(アツロウとカイドー)9:00 >政府は天使側だ …少しは頭を使え。政府は天使が勝つか、俺たちが勝つか、計りかねているからだ。 ★ >政府は迷ってる 恐らく、そんな所だ。どちらが勝者となるのか、計りかねているのだろう。 ★自らは判断をせず、しばらく様子を見る…。それが政府のやり方だ。 …関心がなかったようだが、国際政治でも、散々見せられて来ただろう? ■池袋(カイドー) >名案だ! >それはヤバイ …止めておけ。 悪魔に命じて、悪魔使いから、COMPを回収する事は可能だ。だが…相手は悪魔だぞ? 連中が本当に、COMPを奪う事だけを、すると思うのか? 今の一哉は、魔王としての覚醒さえ迎えていない状態だ。 …悪魔は単なる道具ではない。ヤツらには意思があるからな。 ベルの魔王たる一哉が、僕である悪魔を制御し切れていないなど、魔界の悪魔どもに知れ渡ってみろ。 人間界での戦いに支障をきたすだけでなく、即刻、他の魔王どもの餌食になる。 一哉が覚醒を迎えるまでは、我々の手で、確実な道を、進むしかないという事だ。 >頑張ります >ゴメンなさい ■新宿(???) …でも、キミの気持ちは分かるよ。そんな連中を皆殺しにして、自分の思うように生きればいい。 だってキミは魔王なんだ!邪魔者は全て殺せ…。そして世界に君臨するんだよ。 恐怖と羨望の眼差しを受けて、魔王はこの街に降り立つんだ!あっははははは! …最後に1つだけ忠告だ。人生は一度きり。楽しまなきゃ損だよ? ジャア君:むむむホ〜?今、強い気配を感じたホ。でも何もないんだホ…。 魔王様、みんなが待ってるホ!早く行くホ〜! ■東京(イヅナと伏見) ククククッ…!素晴らしい、さすがは、自己保身に長けたゴミの巣窟だ。 よもや自国の内で、天使と魔王が争っていても、何もする気がないとはな。 アツロウ:ッザケンなよっ…!カズヤなんか、魔王になってまで、人間を守ろうとしたんだぞ! いい加減にしろよっ!どこまで腐ってんだよオマエらっ!一生に一度くらい、国民のために…! ……。そこまでだな、アツロウ。 …今回の政府の判断は、極めて正しい。そうだろう、虫ケラよ。 この戦い…政府にしてみれば、天使と魔王のどちらが勝つか、まったく見当も付くまい。 だが…今、天使に従わねば、ヤツらは何をしでかすか分からん。 より多くの国民の命を救うため、封鎖内という最小限の犠牲で、最大限と言える国民を守る。 これまでと全く同じだ。非常に効率が良く、そして小賢しい。だが…1つだけ誤算がある。 それはな…俺たちに、政府の考えを、見透かされている事だ。 …俺たちは必ず、封鎖内の天使を抑え、全ての悪魔を制御する。 その時…お前たち政府は、俺たちの前に、ひざまずく事になるのだ。 ヤツらに伝えておけ…。言い訳など一切聞く気はないと。 まぁ…どちらにせよ、これは神と魔王の戦だ。お前たちの出る幕はない。 …行くぞ。この男はもう用済みだ。 ■六本木(ユズとミドリ)10:00 阿呆が。貴様らゴミの命など、いくら集めても魔王の命に足りん。 …それどころか、魔王である一哉が命じれば、即時に皆殺しにしても構わんのだぞ。 >見せてやろう >少し黙ってろ(ロアとトウビョウ) >追うな >殺せ 不要だ。遊んでいるヒマはない。 …悪魔使いは殺せ、だが、それ以外のゴミに時間を割くな。 ■九段下(武芸館BATTLE)10:30 ジャア君:ホ〜…?おつむテンテン天使だホ〜!天使、発見でんホ〜! …分かっているな?悪魔使いも、天使どもも、逆らう者は皆殺しにしろ。 さぁ、狩りの時間だ。クククッ…行くぞ! スラオシャ:…人に生まれ魔王となりし者よ。自ら、我らの前に姿を現わすとは。 よもや悔い改めたわけでもあるまい? >改めたよ この期に及んで、我らを欺かんとするか。汝など罪悪の塊に過ぎぬ! >死ねバカ 我ら御使いを前にして、その態度…決して許すまじ! ジャア君:うほホ〜!天使、ムカつくホ〜。お持ち返り討ちだホ! アツロウ:やっちまった…オレたち、とうとう人を…。 >だから? >気まずいな スラオシャ:人を殺めるとは、なんという事を…。貴様の行いは絶対に許されぬ。 …魔王よ、覚悟しろ! ジャア君:アホども、排除だホ〜!後はテンテン、天使だけホ! スラオシャ:バカな…!生まれたばかりの魔王が、この様な力を…。 ジャア君:勝ったホ、やったホ!ホホホのホ〜! ナオヤ:…上出来だ。お前たち、良くやったな。 アツロウ:……。やっちまったのか…人を。 カイドー:…ウザってぇ野郎だな、いつまでもウジウジしてんな。下らねぇんだヨ、テメェは。 アツロウ:……。ゴメン…。 ナオヤ:さぁ、行くぞ。ここにもう用はない。 ☆そう焦るな、まだ戦いは始まったばかりだ。 だがこのまま戦えば、地上の天使の数は着実に減る。そうすればいずれ神が現れる。 ■永田町(ホンダ) >無事? >何してる? >具体策は? …なるほどな、ではお前の望みを叶えるのは簡単だ。俺たちと協力すればいい。 ★お前は知っているだろう?政府が何を企んでいたか…。 そして今、誰のお陰で、封鎖の中の人間たちが、生き永らえているかをな。 …上出来だ。見た所、お前のアジテーション能力は高そうだな。 こちらの条件は、お前が封鎖内のヤツらに、天使の行いや、非道さを知らしめる事だ。 …同時に、圧倒的な魔王の力と、その力に、刃向かう事の愚かさも教えるのだ。 それだけではない。悪魔使いや他の人間たちが、天使に対し、不満を持てば…。 天使に協力する者は減り、ヤツらは自分たちで、我々と対峙する事になる。 後は我々が天使を潰せば、政府も我々に賛同せざるを得ない。もはや封鎖を行う者などいなくなる。 ああ…互いの利益のためだ。持つべきものは友という事さ。では、頼んだぞ。 >協力しよう ★ ■渋谷(アツロウ)11:30 >本当に? >やれやれ アツロウ:オレさ…。正直、甘かったかも知れない。 …前見た映画のヒーローが、恋人の命と、街の未来、どっちを取るか試されるんだ。 ヒーロー物だし…オレは当然、どっちも助けるように、上手くやるんだと思ったんだけど…。 だけど…その映画じゃ、街のために恋人を犠牲にしてて。 最後には、自分が悪役になる事で、街の人たちに正義の心と希望を、与えて終わるんだよ…。 …凄ぇ衝撃的だったけど。今のオレたちって、同じだよな。 オレたちが悪役になる事で、沢山の人たちの未来を、守る事が出来るんだ…。 はは…超・単純な引き算だよな?大のための、小の犠牲ってヤツ。 はは、ゴメン。こんな話でもしないとさ、自分を納得させらんなくて…。 >いいよ >……。 …オレ、やるよ!だから、一緒に頑張ろうぜ! ■水道橋(東京ドームBATTLE)12:00 スラオシャ:…良かろう。汝ら悪魔使いは禁断の力を手にした、罪深き存在。 それが今なお生き永らえているのは、魔王を倒す事で、僅かにでもその罪を 償う機会を与えたからである。 だが…汝らは、その機会を放棄したのだ。この場で即時、裁きを下す。 ム…魔王が現れたか。良かろう、我ら自ら、貴様の首を刈り取ってくれる。 さぁ…悪魔使いどもよ、我と共に戦え。されば魔王を倒せようぞ! クククッ、バカどもめ、結局は天使にのせられたか。ならば…まとめて死ね! スラオシャ:魔王らよ、汝も人であろう。人を救いたくば、大人しく裁かれよ! カズフェル:魔王らよ、汝の存在が、この封鎖を長引かせているのだ! カイドー:さて…天使は片付いたな。後は悪魔使いだけだ! ナオヤ:フム…天使も悪魔使いも、全てが片付いたか。みんな、ご苦労だった。 ジャア君:敵さんども、せん滅ホ!完全勝利ホ〜!次はどうするホ? フフフ…今は考えるな。地上の天使どもをせん滅すれば、自ずと答えはやって来る。 >どうした? >また悩みか アツロウ:あ〜、悪ぃ。でも…たった2回だけで、…慣れちまった。 はは…人って分かんねー。人を殺すって、絶対やっちゃいけない事のはずなのに。 >それはその通り >早く終わらせよう アツロウ:ああ…分かってる。…オレもこんな世界はイヤだ。少しでも早く終わらせたいんだ。 ☆だがそろそろ俺たちには勝てないと思い知った頃だろう。 もう一騒ぎはあるだろうが、それが過ぎれば諦めるはずだ。 ■秋葉原(ショウジ) >本当だ >悪い? …聞かせてもらおう。その証言とやらでは、何と伝えられている? フム…。間違いではないな。 …なぜだ?魔王の恐怖は伝染し、人間は恐れおののく事になる。 悪魔使いどもは、俺たちを討つ事を諦め、その不満は、天使どもに向けられる…。 …計画にぬかりはない。さあ、行くぞ。 ■品川(アツロウ) >いいよ >ヤダな アツロウ:オレさ…ナオヤさんを信じてたんだ。驚くほど、先の読める人だし、 あの人に出来ない事はないと思った。 ナオヤさんは読み間違えたのか?それとも、ウソをついたのかな…。 何か…良く分かんないんだよ。 >どうでもいい どうでも良く…!いや、待てよ?どうでもいいのか? 確かにそんな事話しても、何か状況が変わるワケじゃない。はは…考えるだけムダか。 あ〜悪ぃ、カズヤ。でもさぁ…。 これでもオレなりに、一生懸命、考えたんだぜ? ホラ…オマエ、魔王になっただろ?だからさ、少しでもカズヤの負担を減らせないかってさ。 …オレはさ、確かにオマエの側にいる事は出来るけど、魔王になれるワケじゃないし。 あ〜ぁ…誰か突然、オレの頭を良くしてくんないかなぁ…。 こんだけ考えても全然ダメ…。余計にこんがらがって、結局、結論まで行かないんだ。 …悪かったな、カズヤ。ヘンな話に付き合わされて、余計疲れたろ…はは。 あ〜…ホントは今、夏休みかぁ。色々、満喫してるはずだったのになぁ。 >それもそうだ あ…そうだ!カズヤ、全部終わったらさ、プール行こうぜ、プール! >いいね >なぜプール >生…? >もちろんだ よぉし…!男と男の約束だからなっ!オレは絶対に、プールに行ってみせる! ■水道橋(カイドー) >戦いは面倒 >楽しそうだな カイドー:まぁ…何だ、オレはオレなりにヨ、テメェらには感謝してンだ。ありがとな、一哉。