「てめぇっ、何しやがる…!!」 「ふむ。ペットとやらを飼う真似事でもしてみようか、とな。」 「ふざけん……っぐ、ぅ…!」 「そう暴れるな。躾られたいというのならば、考えんでもないが?」 じゃら、と鎖が重く鳴る。 オレの首には鎖が巻き付いている。 勿論、ただの鎖では無い。 神性を持つ者には覿面、という代物だ。 巻き付いた鎖の端は見えない。空間に溶けている。 その先は、目の前で腕を組み、蹲ったオレを見下ろすギルガメッシュの宝物庫か。 ぎりぎりと首を絞める鎖。気道が圧迫されて息苦しい。 捕らわれてしまった以上、霊体化することもできず、舌を出して無様に喘ぐ。 ふいに、ギルガメッシュが動く気配を感じた。 ぐいと足の先で顎を持ち上げられる。 「実に良い姿だな、雑兵。」 「っ」 面白そうに赤い目を細め、オレを見る男をただ睨む。 そうこうしているうちに、今度は両腕も鎖に拘束され、仰向けに引きずり倒された。 「ってぇ…!何がしたいんだテメェはよ!!」 後頭部を強かに地面に打ちつけて、呻き、叫んだオレを心底愉しげに眺めるギルガメッシュ。 その手には、いつの間にか装飾の派手なナイフが握られていた。 そして何を言うこともなく、オレが身にまとう服を切り裂いていく。 意図は読めた。実に胸糞悪いが。 だからこそ、オレの口からは溜息しか出てこなかった。 相変わらず悪趣味な野郎だと、内心で吐き捨てる。 露わになった下肢、両脚を担ぎ上げたギルガメッシュは、 「狗の鳴き声を聞きたくなった。存分に鳴けよ。」 そう宣言し、前をくつろげ取り出した性器でオレを貫いた。 「ぐ、ぁ……っ ァ――!!!」 めりめりと無理矢理侵入してくる灼熱の塊。 裂ける痛みは熱に。 こっちの状態など知らぬとばかりに、無造作にぐちゃぐちゃと直腸を掻き回してくるギルガメッシュ。 「あ、とで、おぼえてっ、いやがれ……っ」 「ほう、まだ吼える余裕があるか。愉しませてくれる。」 揺さぶられるたびに、じゃらじゃらと鎖が鳴る。 流した血のおかげか、滑りがだんだんよくなってきたらしい。 下肢からはぐちゃぐちゃと淫音。 前立腺を容赦なく抉られる快絶に、くそったれと毒づきながらも堪えきれない喘ぎを零し、 結果、ギルガメッシュを充分に悦ばせる羽目になった。 多分ホロウ期間じゃないかな。ギルガメッシュの暇つぶし。 気紛れにデカくなって、ランサーにちょっかいかけてみました、みたいな。 金槍は酷いのしか浮かばないね!言槍もね! どうもすんません。