ピロートーク



 

「ランサーって、子供いたんだよな。」
「ん?ああ。なんだ、子供つくりてぇのか坊主。それなら早く言えよ。」
「できるか!……ランサー、改めて言うが、俺は男だ。」
「そうだな、どっからみても男だな。」
「…なんで俺に手、出してくるんだよ。あんた女、好きだろ。」
「好きだねぇ。そんなん男なら当然のことだろ。」
「だったらなんでわざわざ、俺。」
「そりゃー坊主のこと好きだからにきまってんじゃねぇか。そんなこともわかんねぇのか。」
「だからそれが謎なんだって。」
「ん〜、あえて言やぁ殺しそこねたからだろうな。」
「は?」
「心臓貫いたはずが生きてるし。2度目も甘くみていたとはいえ殺しそこねたし。
 気にならねぇ方がおかしいだろ?で、よくよく観察しているうちに、喰いたくなった。」
「……全然わからない。」
「まぁいいじゃねぇか。こういうことにぐだぐだ理由なんざいらねぇよ。」
「ラン…っ!」
「坊主、抱き心地いいしな。身体の相性もいい。」
「っこの馬鹿!…って、どこさわって…!?」
「このまま突っ込んでも大丈夫そうだな。充分解れてる。」
「っ、は……も、お前、最悪だっ……ッア!」
「最高の褒め言葉、ありがとよ。」



と、いうわけで2ラウンド目開始。
サーヴァントはどいつも底なしな気が。
ランサーは感性で生きてるイメージ。

どうも、うちの士郎はやられることに関しては、さほど気にしていないよう。喉元すぎればなんとやらで、
最中は抵抗なんかもしますが、終わればわりとけろっとしてる。もっと強くならないと、とプラス思考にいくみたい。















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