ランサーに遊ばれて――抱かれてから数日。 下肢の違和感がようやく無くなってきた、そんな矢先。 夜。 セイバーは今日は遠坂の所に出かけている。 それを見計らったかのように、男は俺の前に現れた。 俺は自室でその男―ランサーに圧し掛かられている。 さあ寝るかと布団に横になろうとしたタイミング。 「ラン、サー…?」 あまりにも突然で反応が遅れた俺に構わず、 寧ろ好都合だと言わんばかりにランサーが俺の首元に顔を埋めて唇を押し付けてきた。 両手はすぐに封じられる。 ランサーが片手で易々と俺の手を頭の上で纏め、シーツに縫い付けている。 腹にはランサーの膝が食い込み、暴れようとするとそこに体重を容赦なくかけられて、 苦しさに俺は呻いた。 「っ、ちょ、ま、て…っ、何する」 「何って、わかんねえか?」 わかってる。解ってるから、わからない。 俺の声にランサーは顔を上げて、真っ直ぐに俺を覗きこんできて。 暗闇でもわかるその赤い瞳に宿る情欲の色に、ぞく、と体が震えた。 「二度目だ。そんなに構えるこたぁねーだろ坊主。」 言って、普段と変わらぬ笑みを見せるランサー。 「あ、んなの二度もあってたまるか。俺なんかとやって何が楽しいんだよ…。 俺は、楽しくないからな。だから、はなせっ!」 流されてなるものかと俺は喚いた。 それは、本心だ。冗談じゃない。 ランサーのことは結局嫌いではないが、それとこれとは話が別だ。 目に力を込めて、圧し掛かる男を睨みつける。 そんな俺に何を感じているのかランサーはやけに上機嫌で。 ランサーの顔が近付く。 咄嗟に顔を背けた俺の耳元にランサーは顔を寄せて、 「ちゃんと、悦くしてやっただろ。」 囁きと共に、ぴちゃりと音を立てて俺の耳を舐めた。 耳のなかに舌を突っ込まれて――。 「…ぃ、っ」 体が震えて妙な声が零れる。 すぐに唇を噛み締めて、固く目を閉じた。 「そう怯えんなよ坊主。」 苦笑混じりにそんな声をかけてきて、ランサーが押さえ付けていた俺の腕を解放する。 そのかわりに今度は俺の腰に腕を巻きつけてきて。 体が密着する。 「誰が怯えるか、馬鹿。」 「ふーん。ならいいけどよ。」 別に怯えてなんていない。だから間髪いれずに否定すれば、 再びランサーは顔を寄せてきて。 「だから…、俺はしたくないって言ってるだろ…!!」 自由になった手でランサーの体を押し返そうとしたが、びくともしない。 力の差を思い知らされて、それどころではないが、普通に悔しい。 だいたい男に押し倒されている事実がどうかしている。 くそ、と毒づいた俺に、 「まさか坊主、オマエ、気持ちイイの嫌いなのか?」 心底不思議そうにランサーが訊いてきた。 この流れは拙い気がする。 が、答えないのも拙い気が……。 「……嫌いじゃ、ない。」 とりあえずそう答えておく。 ここで嫌いだとか、興味がないとか言うと、ろくな目に合わないような予感がしたので。 「なら、ヤるのが嫌なわけじゃねえよな。――じゃあ、オレが嫌いか。」 至極真面目な顔でランサーが続けて訊いてくる。 なあ、それ、真面目に答えなきゃいけないのか? というかだな。 「…男の俺が、男に突っ込まれることに抵抗あるんだって、なんで思わないんだよ、あんた。」 俺は溜息まじりにそう呟いた。 ランサーは目を眇めてじっと俺を見てくる。 「何だよ。」 「いや、確かに初めは抵抗あったんだろうがな。今はそれが理由ってわけじゃねえだろ。」 「――ぐ。」 ランサーの言葉は正しかった。 だから俺は何も言い返せずに黙り込む。 やられてしまったことに対して、俺は深く考えないことにしていた。 終わったことだし、この男が、ランサーが相手なので悩むだけ無駄のような気がしたし。 自分は男なのにいいようにされたのは悔しいが、抗えなかった時点で自分の責任なので、 仕方がないとも思った為だ。 だから、俺にとって問題なのは、その先の―――。 「ナカで感じたのが怖い、か?」 「っ!」 見透かされて、る。 顔が熱い。 その言葉の通りだ。 俺は、ナカで感じた。 あの快楽が、忘れなれなくて……怖かった。 ランサーが意地の悪い笑みを浮かべている。 「かなり悦さそうだったもんなあ、坊主。」 言って俺の腰を撫でて、そのままその手を下におろして、俺の尻を撫でる。 ぞわりと悪寒に似た震えが走る。 「っ、どこ触ってんだよ馬鹿!」 止めようとランサーの腕を掴むが、無駄だった。 俺の尻をしばらく撫でた後、ランサーの手は衣服越しに俺の最奥に触れてきて、 ぐ、と押さえてくる。 体が、跳ねた。 「ぁ、」 怯えたような声が喉から押し出される。 ランサーが俺の耳元に唇を寄せて、 「オレも悦かったぜ。坊主のナカ、初めはキツいだけだったのにな。 ……なあ、また、味わわせてくれよ。」 囁いてくる。その声は欲に滲んで。 初めから、この男から逃れることなんて出来ないと、どこかで俺は諦めていて。 多分、それを受け入れてもいたんだと。 は、と息をゆっくり吐き出すことで、自分の気持ちを落ち着かせる。 たいしたことはないと、暗示をかけて。 「…どうせ、止める気はないんだろ……好きに、しろ。」 精一杯の強がりを口にして、体から力を抜いた。 「ま、そう緊張すんなよ。」 軽いランサーの声。 それにつられて少しだけ気持ちが楽になるのが、不思議だった。 快楽に呑まれてしまうのは、あっという間だった。 ただ一度。 それだけでランサーは俺の体を把握したようで。 的確に俺の体に触れて、俺を追い詰めていく。 口内をランサーの舌が這い回り、時折舌を甘噛みされる。 両方の胸の尖りを撫でられ、摘まれ、爪を立てられて弾かれる。 堪えきれず零れる声はランサーの口内に消えた。 ただ、されるがままというのは我慢できなかったので、 俺もランサーの舌に自分から舌を絡めて、背中に腕を回し爪を立てた。 ――が。 既に熱を持ち、硬くなりはじめていることを知られたくなくて腰は退いてしまう。 退いた所でランサーに圧し掛かられている状態なので、あまり意味は無いのだが。 そんな俺を喉奥で、く、と笑いながらランサーは逆に俺に下肢を押し付けてくる。 位置を合わせて、擦りつけられる。 衣服ごしに感じる熱に、体は勝手に震えた。 「っ、ん…ぅあ、ふ…」 喘ぐ俺の唇からランサーの唇が離れていく。 酸欠と快楽で滲んだ目でランサーを見上げると、ランサーは目を細めて、 「…まさか、こんなにハマっちまうとはなァ。」 そんなことをぽつりと呟いて、べろりと俺の唇を舐めてきた。 その仕草がなんとなく犬みたいだなと思う。 ランサーのことは嫌いじゃない。 だからってこんな真似を受け入れられる自分が未だによくわからない。 わからないままに俺はランサーに抱かれている。 ランサーが俺のズボンに手をかけて、下着ごと俺の足から抜いた。 兆す自分の中心を直視したくなくて、俺は顔を横に背けて目を閉じた。 ランサーは特に何を言うでもなく、足を掴んで開き、体を間に入れてきて、 程なくしてあてがわれた熱に、ざっと血の気がひく。 「っ、ランサー、絶対無理だからな……!!」 「心配すんな坊主。まだ入れねぇから。」 焦って叫んだ俺に、ランサーが笑いながら言って、俺の後孔に熱を擦りつけてくる。 先走りだろうか、滑るその感覚に肌が泡立つ。 そこでようやくランサーもそこまで高まっていたのだと気付いて。 自分だけではなかったことに少しほっとした。 いや、それどころじゃ無い筈なんだが。 何度か後孔に擦りつけられたソレは、一度離れる。 「…ランサー?」 嫌な予感がして名を呼びかけてみた俺に、男は口元だけで笑んで。 「掴まってろ。」 言うが早いか、ランサーは俺の両手を掴んで引いて、 そのまま体を抱き起こしてきた。 咄嗟にランサーの体に腕を回してしがみつく。 ランサーの腰を両足で挟み込む形で、胡坐をかく上に座らされた。 お互いの勃ちあがった熱が触れて、なんともいえない気分になる。 どうするつもりだと思いながらランサーの行動を待っていると、 両方の手首をそれぞれ掴まれて、導かれた。 俺自身と、ランサーの熱を一緒に握り込むように。 何を促されているのかくらい解る、が。 「自分で弄ることぐらい、あるだろ。」 「そりゃ、ある…けど…」 ランサーの声に俺は固まる。 指先に自分のものだけではない熱を感じて、緊張する。 ランサーは愉しげに俺の手首から手を放して、 「ただ寝てるだけの方がいいんなら、無理にしろとは言わねぇよ。」 どうする? そう、にやにや笑いながら言ってくる。 わかりやすい挑発。 そうと知りつつも、俺はつい、ランサーの望むままに言い返してしまう。 「別に、無理じゃない。……やってやるさ。」 口にした直後、馬鹿は自分だと思い知った。 ランサーの手が俺の腰にまわされて、体を支えられる。 一緒に掴むのは難しかったので、左手で自分のものを掴み、右手でランサーのものを掴んで、 腰を押し付けるようにして互いのものを重ねて擦り合わせる。 まだ二度目なのに、なんで俺、こんなに積極的になってるんだろうと一瞬気が遠くなりかけた。 「寄りかかっていいぞ。」 ランサーの言葉に素直に甘えることにする。 顔も隠せるし、とランサーの肩口に俺は額を押し付けた。 は、と一度息を吐き出して、俺はゆっくり手を動かしはじめた。 「ん…」 ダイレクトにくる快感に喉を鳴らす。 ランサーの吐息も耳に届く。 腰を揺らせば熱が擦れ合う。 次第に感じるものが快楽だけになってきて。 くち、くちゅ、と濡れた音。 両手ともべたべたに濡れて、ああ、ランサーも感じているんだなと思うとちょっと嬉しい、なんて。 「そのまま、続けてろ。」 ランサーはそう俺に言って、俺の腰から一度手を離した。 気になって顔をあげると、ランサーは自分の両手の指、人差し指と中指を交互に口に含んで、 唾液を纏わせていて、そうしてその手で尻を掴まれる。 その指が尻を割って、後孔に触れて、撫でて―――。 「ぅ…」 「手、止まってんぞ。」 硬直した俺を促す声に、俺は再びランサーの肩に顔を押し付けた。 初めてじゃない。大したことはないと、自分を誤魔化して、手を動かそうとして。 後孔に指先が埋められた瞬間、体が跳ねた。 痛みはそれほど無い。僅かな異物感。 体が震えるのは、思い出したからだ。 今、右手のなかにある、ランサーの熱で貫かれた時の、あの感覚を。 「つ……ぅ、あ…」 「ん、やっぱりまだ怖いか?」 「怖い、わけじゃ、ない…っ」 思いのほか優しいランサーの声が何故か頭にきて、勢いよく言い返す俺をランサーは笑う。 「じゃ、遠慮はいらねえよな。」 そう言ってランサーは埋めた指先を奥へと進めていく。 いつ遠慮したんだと文句を言いたかったが、そんな余裕はすぐに消えた。 それでもなんとか手だけは動かす。滑る熱を擦る。 なかを蠢く指。入口付近を入念に撫で擦る。 指が増える。時折なかを広げるように指が動く。 そしてランサーの指は、なかの前立腺を抉った。 「ひ…、ぃ、あ…!!!」 全身に走った快楽。 自身を掴む手で戒めることも、堪えることも出来なかった。 頭が、目の前が白く染まる。 吐き出した感覚、脱力感。 やってしまった感に居た堪れなくなる。 閉じていた目を開けると、目に映ったのは飛び散った白濁。 それはランサーの胸や顎あたりにも垂れていて。…って、 「舐めるな、馬鹿!!」 右手の指は俺のなかに入れたまま、左手の指を引き抜いて、 その手で飛び散った白濁を拭い、口に運ぶランサーの手を慌てて掴む。 「勿体ねえだろうが。」 「さ、いあく、だ…」 舐めるのをやめないランサーを睨んで俺は毒づく。 「どっちが?」 ランサーの問いかけ。 そんなの、どちらもに決まっている。 ランサーは勿論、拒まずこんな真似してる俺だって、最悪だ。 答えずただ睨む俺を眺めてランサーの口元は緩む。 なかで指を動かされて、達したばかりだというのに俺の中心は直ぐにまた張りつめた。 ランサーの熱は高ぶったそのまま。 「いい具合に解れてきたし、そろそろいいだろ。」 言って、なかから指を引き抜いて。 腰を引き寄せられる。 ランサーの手が俺の尻を割って、後孔にあてがわれる灼熱。 「息吐け。」 震える体を叱咤して、言われるままに俺は息をゆっくり吐いた。 ぐ、と俺の体を沈めるのと、ランサーの腰が突き上げるように動くのは、同時。 「う、あ、ぁ…!」 入口を目一杯広げられる感覚のあとに、一気に貫かれる感覚。 自重で体が沈み、ずぶずぶと熱を呑み込んでいく。 「…あ、なん、で」 戸惑う。 「どうした坊主。辛ぇか?」 ランサーの声に頭を振る。 違う、そうじゃなくて。苦しいけど。 「いたく、ない。」 痛みが無かった。 前の時は、少なくとも挿入れるその時は痛みがあったはずなのに。 「そりゃ、良かったな。オレを、坊主のここがまだ覚えてたってことじゃねぇのか。」 嬉しげにランサーは繋がるそこの縁をなぞりながら言ってくる。 「よく、ないっ!嬉しく、ない…っ」 「体の相性がいいってことだろ。ほら、坊主もいいように動けよ。」 「な」 「長く愉しみたいなら別だがな。オレはどっちでもいいぜ。」 「〜〜っ」 言いたい放題のランサーにうまく言い返せない。 もうどうとでもなれと俺は腹を括って、 「……搾り取ってやるから、覚悟しろ。」 声低く告げてやれば、ひゅうと口笛を吹きランサーは、 「そりゃ楽しみだな。」 獰猛な笑みで俺に応えた。 結果、搾り取られたのは俺の方だったってのは、言うまでもない。 自分の馬鹿さ加減に、泣きたい。 後孔から、やっとランサーの熱が引き抜かれる。 どろっとなかから溢れ出るその排泄感に妙な声が出そうになって、唇を噛んだ。 どれだけなかに出したのか、内股を伝っていくそれが本気で気持ち悪い。 が、俺自身も動いて、何度か達して、下半身が半端なく重くてだるい。 俺はそのまま布団の上にうつぶせに倒れた。 「大丈夫かー坊主。」 暢気なランサーの声。軽く腰を叩かれる。 結局ランサーが達したのは一回だけ。 恨めしげに横目でランサーを見る。 ふと、ああそういえばと気付く。 「今日は魔力、摂らなかったんだな。」 上等な魔力でもないから、摂るほどじゃないんだろうと思いつつ訊けば。 「流石に今、坊主から魔力摂っちまうと、おっかねえのがすっ飛んできそうだからなぁ。」 どこか遠い目でランサーが呟く。 おっかないの…って。 先を促すようにじっとランサーを見ると、ランサーは苦い笑みを浮かべながら、 「『シロウに何をしたのですか、ランサー。』ってセイバーにすげえ笑顔で訊かれてな。 いや、後ろに竜が見えたぜ。」 さらりと爆弾を、落とした。 ちょっと待て。 それってセイバーにランサーとのことが知られてるってことなのか…!? 言葉が出ず、口を開閉するだけの俺にランサーが付け加えるように言ってくる。 「ああ、別にオレが坊主を抱いたことが筒抜けってわけじゃねえみたいだ。 オレも言ってないから安心しろ。 前やったあと、暫く坊主、調子悪かっただろ? オレと会った直後からってのに気付いたみたいだな。」 ランサーの言葉に少しだけほっと……していいのか。 いや、あまりよくない気がする。 って、この有様を見られでもしたら、セイバーが気付くのも時間の問題じゃないのか…? 拙い。それは情けなさすぎる。 シーツと服、洗って。ああ、体も流さないと…! 軋む体を必死に起こして立ち上がる。 途端にまた奥から垂れてくる感覚にぞくりとして、ふらついた体をランサーが横から支えてきた。 「どうした坊主。」 「風呂…セイバーが戻る前に、シーツとかも洗っておかないと拙いだろう…!!」 「やっぱり知られたくねーか。まぁ坊主突っ込まれる側だしな。男のプライドってのもあるよな。」 「っ、他人ごとだと思いやがってこの…!!!」 「オレはバレようが構わねーし。いや、今回はともかく前回のやつは半分無理矢理だったからな… 下手すりゃセイバーに殺られるかもしれねぇな。」 「…そう思うわりには楽しそうだな、あんた。」 戦闘狂、と俺が呟けば、違いねえと言ってからりと笑う。 本当にこの男相手にムキになるのが馬鹿らしくなってくる。 はあと溜息を吐いた俺に構うことなくランサーは徐にシーツと散乱している服を拾い上げて俺の方に向き直り、 「え」 ひょいと、俺の体はランサーの肩に担ぎ上げられていた。 「っ、ランサー!」 「風呂どこだ。どうせろくに動けねえだろ。連れてってやる。なかのやつも掻きださねーとな。」 「い、いいっ、自分でやる…!」 これ以上弄られてたまるかと言い返せば、 「自分で指、奥まで突っ込んで掻きだせんのか?」 そんな風に言い返されて、言葉に詰まる。 「坊主の足腰立たねーのもオレのせいだしな。遠慮すんな。後処理ぐらいきっちりやってやる。 っと、こっちであってんのか?」 ランサーは上機嫌に俺を担いだまま、シーツと服を持って歩き出す。 ランサーの肩の上で俺はうなだれた。 そもそもの始まりもそうだったように、俺はこんなランサーに本気で抗えやしない。 『……なんでさ。』 心の中で呟いた所で、答えなど無く。 せめてセイバーに知られることが無いようにと祈るだけ。 本当に体は疲れていたので、抵抗するのはやめて。 言ったからには洗濯まで全部やらせてやると心に決めて。 「余計な真似、するなよ。」 「坊主がその気にならねーならな。」 「なるか、馬鹿。」 「わかったわかった。」 俺の言葉を軽くかわして、悪びれなく笑う。 そんなランサーに対して、仕方ないなと思ってしまう俺は、甘いんだろうか。 それとも別に何か理由があるのか。 今はまだよくわからないまま、とりあえず早く体を流したいなと、それだけを思った。 久しぶりの槍士。 いろいろ苦労した。 兄貴はやっぱりいいなぁ…。 この二人はまだ愛情未満?な感じ。気付いてないというか。 そして密かに剣士くさいな。デフォルトだからいいよね。